双子パパの双極性障害/躁うつ病闘病blog

今日が人生で一番若い日。ちょっと病んだこと書くかも。398440愛してるよ

双極性障害について理解を深めよう

認知度

うつ病双極性障害は似て非なる病気だ。混同されてしまいがちであるし、間違った認識もあると思うのでここで双極性障害について説明してみようと思う。

双極性障害

双極性障害とは、躁状態うつ状態が繰り返し現れる病気です。

躁状態とは、著しく気分が高揚した状態、うつ状態とは著しく気分が落ちこんんだ状態をいい、「双極」とは躁とうつ、二つの極端な状態に気分が激しく揺れ動くことを意味する。

有病率

男女差はほとんどなく生涯有病率は100人に1人くらいといわれている。

躁状態のときの特徴

まず、躁状態とは気分が異常なほどに高揚した状態をいいます。身体面では

エネルギーに満ち溢れているため、夜になってもろくに眠らず、活動しようとします。早くに目が覚めてしまい、再び眠りに戻ることが出来ません。この「眠らない」「眠れない」といった睡眠の障害は、躁状態のときの特徴として最もよく知られた症状の一つです。

重度の躁状態の人は、眠りたいと思わず、「眠らなくても平気」だと感じています。そのため、2~3時間眠れれば元気になる、あるいは一晩中眠らず動き回ることもあります。体は消耗しているのに、本人は疲れや睡眠不足を自覚出来ず、さらに動き回り、さらに体を消耗していくという悪循環に陥ります。一方、軽度~中程度の躁状態の人は「眠りたい」と感じています。それにもかかわらず眠れないので、不眠症に悩まされます。

身体面ではその他にも食欲や性欲が異常に高まることがあります。性欲の亢進はときに性的に逸脱した行動につながることもあります。

行動面では次々と新しい計画を立てて、動き回ります。しかし、その計画は到底達成できない無謀な計画であることが多く、結果、大きなトラブルや莫大な借金を抱えることにつながってしまうのです。

また、躁状態のときは他人に対して過度に干渉して指図するなど高圧的な態度を取りがちです。そのため、周囲の人と衝突したり、怒らせたりして、自分の評判を落とすことになります。

うつ状態のときの特徴

うつ状態では心身のエネルギーが枯渇してしまったかのように、あらゆることに対し意欲を失っています。

身体面では、不眠、体重の増減、ひどい疲労感や倦怠感など、様々な不調が見られます。

うつ状態になると、あらゆる欲望が低下しますが、食欲も低下し、体重が減っていきます。げっそりと痩せてくるので、家族や周囲の人が異変に気付く場合もあります。

行動面ではひどい疲労感や倦怠感のため、何をするにも億劫になり、意欲がわかなくなります。仕事や家事が手につかない、楽しかったっハズの趣味に興味がわかない、誰にも会いたくない、話したくないといったことから、さらには入浴、食事、洗面、着替えなど基本的な日常生活への意欲も削がれ、生活に支障を来す様になります。また、全身の動きが弱く、のろくなることもあります。

うつ状態では、どうしようもない気分の落ち込みが一日中、ほぼ毎日続きます。悲観的な思考が頭の中をぐるぐる回ります。「どうしようもなく憂うつでつらい・・・」→「仕事も家事もしたくない」→「でも迷惑かけるから休めない」→「頑張らなければ」→「やっぱり頑張れない」→「自分はダメな人間だ」→「つらい」→「休みたい」→「休めない」→・・・・という悪循環に陥る。

悲観的な思考が繰り返される「ぐるぐる思考」はうつ病うつ状態の特有の思考と言える。